本格派R&Bシンガーとして、さまざまなアーティストのアルバムに引っ張りだこのコミが、前作から約1年ぶりにアルバムを発表。
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本格派R&Bシンガーとして、さまざまなアーティストのアルバムに引っ張りだこのコミが、前作から約1年ぶりにアルバムを発表。
3枚目のアルバムとなるこの「For The Bloom」では、自らのスタイルを失わずに新しい音楽を聴かせるべく、多くのプロデューサーを起用。さまざまな面でコミの変化と成熟を感じることができる。
タイトル曲「イヤ」はピアノとストリングスが効果的な切ない別れの曲。感情を吐き出すように切々と歌うコミのボーカルは、一段と成熟した大人の魅力にあふれている。また、タイトル曲候補だった「大人子供」はブラスセッションを用いた曲で、彼女のまた違った一面が感じられるナンバー。また、Soulstarのイ・スンウをフューチャーした「Trap」では、コミがラップを披露。
このほか、Stony Skunkのワイルドさとコミの繊細さが絶妙にマッチした「Holic」、コミの自作曲「Secret」、Loveholicのカン・ソンミンのペンによる「あそこに行く人」、別れに対する感情を歌った「今日は別れる日」など、クオリティの高い楽曲が揃った一枚だ。